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 *当ブログの記事・写真の無断転載を禁じます。 写真提供:吉田玉助


楽日の結実「日高川入相花王」その3
ANEGO 早よいかんと間にあわへんよ。
寿々女 す、すんまへん、体重がこんなんやさかい、転がっていきまひょか?
ANEGO あたいが、転がしたろか?
寿々女 それだけは、ごかんべんを。道頓堀川にけり落とされそうでっさかい。
ANEGO 阿呆なことゆうてんと、はよ、急ぎなはれ。
寿々女 ようやっと、間にあいましたでんな。しかしなんでんなぁ、幕見に間にあわすちゅうのは、なんか緊張感がいっぱいでんなぁ。のんべんだらりんと次の芝居、座って待ってるんとはエライ違いでっせ。
ANEGO その緊張感しっかり持って、よう見ときや。
寿々女 へい。
ANEGO へぇ、幸助、うまいこと遣こぉとるやんか。さすが楽日やなぁ。
寿々女 動きに一体感おますねぇ。それに、自然天然というか。
ANEGO 天然は、あんさんやろ。その点、幸助は、やる気満々や。
寿々女 なんか、動きが、すっごい滑らかでんな。
ANEGO 余分なというか無駄なチカラ入ってないんやね。きっと、きょうが最後やから、のびのび楽しんでやってるんちゃうか。その方が、幸助らしさが出てええんとちゃうか。
寿々女 そんな感じでんな。
ANEGO さぁ、清姫、飛び込むでぇ。
寿々女 わ、飛び込んだ。波が立った。
ANEGO 清十郎、うまいなぁ。
寿々女 きょうは、結構、波に乗ってまんなぁ。
ANEGO えらい、下手まで下がったで。この間は、中途半端に戻ったから、なんか波に戻されたように見えたけど、下手まで思い切って下がったから、流れがつながって見えるから、ええ工夫や。
寿々女 岸に上がりましたで。あれ、なかなか回りまへんなぁ。
ANEGO きょうは、エライ溜めてはるなぁ。
寿々女 この溜め、よろしいなぁ。なんか引き込まれそうでっせ。
ANEGO 自分の型ができたちゅう自信の表れやないかなぁ?
寿々女 あ、やっと回りはった。
ANEGO それにしても、ええ間をとってはるなぁ。この間が、メリハリとなって、くるりくるりと、回ることがよけい印象的になるんや。
寿々女 「あ、回ってる」と、観客もあらためて目に入ってくるし、「なんでここで回るんやろか」と、いろいろ想像してまうから、よけい印象に残りまんのやなぁ。
ANEGO そうやねん。「蛇体から娘にもどるのその過程を、蛇のとぐろほぐすような仕草で表してんのやろか」とか、「回ることで、娘への変身を暗示してるんやろか」とか、「回ることで、心と体、落ち着かせているんやろか」とか。そこが、芝居の面白いとこやねん。
寿々女 幸助はんも、清十郎はんの意気込みをしっかり受けはって、ほんで、一歩も退かんと負けてまへんでしたなぁ。
ANEGO 幸助は、自分の芸に客の視線が集まる快感が、次のステップへ押し上げてくれるんやゆうこと、自身の身体で分かったんとちゃうか。
寿々女 わたいら客の視線が、芸人はんの励みになるんでおますんやろか。
ANEGO その通りや。ほやから、あんさんも、しっかり見てあげて、アッつい視線でもって、芸人さんを育て上げる客にならなあかへんで。
寿々女 へへー。それにしても、初日、中日、千秋楽と、こうも芸が、目に見えて進歩していくもんなんですな。
ANEGO きっぱりと言っておきますけど、誰も彼もちゅうことやないよ。芸に一生懸命打ち込んでるさかい、進歩するんやよってに。そこはしっかり、憶えときなはれや。
寿々女 そうでも、わたい、天然やさかい、すぐ忘れまんがな。
ANEGO 阿呆、堺も泉州もあれへんがな。忘れる前に、しっかり思い出しなはれ。
寿々女 へーい。

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[2010/01/27 10:52] | ANEGO13 | トラックバック(0) | page top
8月21日、22日の内子座の配役が発表されました。
吉田幸助さんから緊急メールが入りましたので、早速ご紹介です。

8月21日、22日の内子座の配役が発表され、
僕も行くことになりました。

出しものと主な配役は、以下の通りです。

◆ひばり山姫捨松<ひばりやまひめすてのまつ>より、中将姫雪責<ちゅうじょうひめゆきぜめ>の段。
前:千歳大夫、鶴澤清志郎。
切:嶋大夫、鶴澤清友、胡弓・鶴澤清馗。
人形:中将姫・吉田文雀、岩根御前・吉田玉也、豊成卿・吉田勘緑、その他。

◆桂川連理柵<かつらがわれんりのしがらみ>より、帯屋の段。
前:呂勢大夫、鶴澤清治。
切:咲大夫、鶴澤燕三。
人形:長右衛門・桐竹勘十郎、お絹・吉田和生、お半・豊松清十郎、儀兵衛・吉田簑二郎、長吉・吉田幸助、その他。

取急ぎお知らせします。

吉田幸助



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[2010/01/25 09:57] | 日々文楽 | トラックバック(0) | page top
清十郎の工夫、幸助のちゃり「日高川入相花王」その2
寿々女 若手の芸っちゅうのは、はつらつ新鮮やし、ほんで華があって、ええもんでんなぁ。
ANEGO 芸ゆうもんは、その年輪に応じたよさがありますんや。ただし一流の芸人に限ってのことやけど。
寿々女 そうでんな。日々成長する芸人やからこそ、その時々の芸(成長のプロセス)を楽しめるっちゅうことでんな。
ANEGO 公演ひとつとってもそうや。一所懸命工夫努力して、自分の芸、型を磨こうとする芸人はんは、初日、中日、千穐楽とその芸が変わっていくもんやねん。もちろん、ええほうにええほうに、変わるんやけどね。その変化を楽しむのも、わたしらお客の仕事。幕見をもっともっと利用したらええんや。とくに「芸」に貪欲な若手はんは、その進歩成長の速度が速いから、幕見は値打ちあるんや。
寿々女 今回の「日高川入相花王<ひだかがわいりあいざくら>」の清十郎はんも、幕見必見でおましたな。
ANEGO 清十郎の工夫の過程を目の当たり、とゆうか、清十郎のいちばん近くで、肌で、空気で、その変化の過程を感じた幸助の芸も、必見やろね。
寿々女 清姫が激流に身を投じ、蛇になって川を渡るとこ、あの早変わり、よかったですなぁ。
ANEGO 清姫が蛇体に変身して波間に現れた時、お客はんは拍手するけれど、これはケレン味にたいする驚きと、滑らかに変化した上手さへの称賛が混じっての拍手。清十郎の工夫は、ただ人形を動かすだけの泳ぎやのうて、恋に焦がれる娘の執念、その恋を拒絶せんとする安珍への怨念を、なんとか表現しようとしたところなんやと思う。清姫がやっと、岸にたどり着いた時の所作なんかとくに工夫のあとが見られる。例えばやね、クルクル回るのはまだ蛇体の余韻が残っていて、しかも自分は娘に戻ったかと確認しているかのように見えるんや。今回、気のついた点はここやねん! 恋しい男に会うのに命懸けの娘心のいじらしさなんやねん。
寿々女 幸助さん、「今回は、肩に力を入れず、自然に持つ、ということを一心に心がけながら、さらに余分な部分を削ぎ落として、シンプルにスムーズに遣っています」と言ってはったけど、そこんところは「よし!」なんやけど、個人的には、幸助さん、もっとちゃり効かしたほうが、幸助さんらしかったような気がするんやけど。
ANEGO ちゃりは、大阪人の本性。ちゃりっけのある芸人さんは、伸びるような気がしますな。
寿々女 そういえば、玉男はんもちゃりいっぱいでしたなぁ。
ANEGO さぁ、あんたも、ぐだぐだ言わんと、はよ、ちゃりに乗って帰りなはれ。
寿々女 ほな、さいなら。(ちゃりんちゃりーん)

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[2010/01/21 14:39] | ANEGO13 | トラックバック(0) | page top
清十郎、幸助の一所懸命を見た「日高川入相花王」その1
若手の良さは、一所懸命にあるんでしょうね。
しかも、一所懸命の中に、試行錯誤の工夫に苦心するというところに、
若手の将来があるんでしょうね。
そんな一所懸命横溢の舞台が、
「日高川入相花王<ひだかがわいりあいざくら>」の豊松清十郎さん。
そして、その熱気に必死に応えようとする、吉田幸助さん。
文楽の次代を担うであろうところの、
ご両人のフレッシュな舞台に、
竹澤団七さんの小気味のいいリズミカルな三味線。
これ、おすすめの一見です。
こういう舞台を観ると、
もっともっと若手の活躍の場、あってもいいのではないか!
と、思ってしまうのです。
前半後半のWキャストでいいのだから
毎回、若手の抜擢キャスティングというのを、
ぜひぜひ、実現してほしいものです。

「今回の清姫、ぼくなりの解釈、工夫がいっぱいです。
その工夫が、中日を過ぎてやっと、自分のものになってきた実感と自信が、
いま、あります」(豊松清十郎)

幕見でもいいですから、
いいえ、幕見なら、若手の工夫のプロセスが垣間見えて、
それはそれなりの楽しみ方もあるというもの。
それはともかく、
ぜひ、この機会に、若手の一所懸命、ご覧ください。
決して損はさせません!(なんでやねん)

寿々女



*幕見<まくみ>とは、見たいところだけ観ることのできるシステムで、国立文楽劇場では「幕見席」として当日販売(前売りや電話等による予約はありません)をしています。
幕見には原則があって、当日、文楽劇場の1階の窓口(18時以降は2階のもぎり<受付>)で、見たい「段(幕)」の幕見席を購入し、その段の開演10分前には、必ず、2階のもぎりの前で待ちます。
*幕見の例(大阪初春公演・前半部)を以下に紹介しておきます。
前半部:1月3日~1月13日
A幕 二人禿 500円
B幕 彦山権現誓助剣「杉坂墓所の段・毛谷村六助住家の段」 1500円
C幕 彦山権現誓助剣「土佐町松原の段・沢市内より山の段」 1500円
D幕 伽羅先代萩 1500円
E幕 寿連理の松 1000円
F幕 日高川入相花王 1000円
*幕見については、あらかじめ、文楽劇場にお問い合わせしてください。また、公演によっては、幕見席が用意されていないこともあり、席数も限定されていますので、売り切れもあったりしますので、ご注意ください。
*各幕見の公演時間については、「国立文楽劇ホームページ」のトップページにある「本日の公演」欄の「タイムテーブル」をご参照ください。

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[2010/01/19 14:15] | すずめがちゅんちゅん | トラックバック(0) | page top
吉田幸助さんから、新春第1報が来ました。
実は、4日にメールをいただいたのですが、
すいません、遅れてのアップです。
心よりお詫び申しあげます。


あけましておめでとうございます。

吉田幸助です。

今年も宜しくお願いします。

さて、正月初春公演が始まりましたが、
今回遣う日高川の船頭は、
よなべ(個人的に頼まれた、本公演以外の小公演)では、
結構、遣っていますが、
本公演では初役です。
清十郎さんの邪魔にならないよう、
夜の部の幕締めで、華やかに?、
そして精一杯に、演じさせていただいています!

ところで、手伝い(「てったい」と幕内<まくうち>ではいい、
左遣いや、足遣いのことです)は、以下の通りです。
彦山権現誓助剣<ひこさんごんげんちかいのすけだち>で、
玉勢さんの杣槙蔵<そまのまきぞう>の左、
玉也さんの杣斧右衛門<そまのおのえもん>の左、
勘十郎さん(後半玉女さん)の六助の最後に裃に着替えてからの左、
夜の部は、伽羅先代萩< めいぼくせんだいはぎ>の玉勢さんの忍びの左、
寿連理の松<ことぶきれんり>の玉女さんの清十郎の左です。

今回は、楽をさせていただいていますので、
早めに2月の東京公演の勉強に、取り掛かろうと思っています。

それでは、皆さん、今年も文楽ともども、
私、吉田幸助の応援を、よろしくい願いします。

日々精進・吉田幸助



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[2010/01/07 14:27] | 日々吉田玉助 | トラックバック(0) | page top
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