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清十郎の工夫、幸助のちゃり「日高川入相花王」その2
寿々女 若手の芸っちゅうのは、はつらつ新鮮やし、ほんで華があって、ええもんでんなぁ。
ANEGO 芸ゆうもんは、その年輪に応じたよさがありますんや。ただし一流の芸人に限ってのことやけど。
寿々女 そうでんな。日々成長する芸人やからこそ、その時々の芸(成長のプロセス)を楽しめるっちゅうことでんな。
ANEGO 公演ひとつとってもそうや。一所懸命工夫努力して、自分の芸、型を磨こうとする芸人はんは、初日、中日、千穐楽とその芸が変わっていくもんやねん。もちろん、ええほうにええほうに、変わるんやけどね。その変化を楽しむのも、わたしらお客の仕事。幕見をもっともっと利用したらええんや。とくに「芸」に貪欲な若手はんは、その進歩成長の速度が速いから、幕見は値打ちあるんや。
寿々女 今回の「日高川入相花王<ひだかがわいりあいざくら>」の清十郎はんも、幕見必見でおましたな。
ANEGO 清十郎の工夫の過程を目の当たり、とゆうか、清十郎のいちばん近くで、肌で、空気で、その変化の過程を感じた幸助の芸も、必見やろね。
寿々女 清姫が激流に身を投じ、蛇になって川を渡るとこ、あの早変わり、よかったですなぁ。
ANEGO 清姫が蛇体に変身して波間に現れた時、お客はんは拍手するけれど、これはケレン味にたいする驚きと、滑らかに変化した上手さへの称賛が混じっての拍手。清十郎の工夫は、ただ人形を動かすだけの泳ぎやのうて、恋に焦がれる娘の執念、その恋を拒絶せんとする安珍への怨念を、なんとか表現しようとしたところなんやと思う。清姫がやっと、岸にたどり着いた時の所作なんかとくに工夫のあとが見られる。例えばやね、クルクル回るのはまだ蛇体の余韻が残っていて、しかも自分は娘に戻ったかと確認しているかのように見えるんや。今回、気のついた点はここやねん! 恋しい男に会うのに命懸けの娘心のいじらしさなんやねん。
寿々女 幸助さん、「今回は、肩に力を入れず、自然に持つ、ということを一心に心がけながら、さらに余分な部分を削ぎ落として、シンプルにスムーズに遣っています」と言ってはったけど、そこんところは「よし!」なんやけど、個人的には、幸助さん、もっとちゃり効かしたほうが、幸助さんらしかったような気がするんやけど。
ANEGO ちゃりは、大阪人の本性。ちゃりっけのある芸人さんは、伸びるような気がしますな。
寿々女 そういえば、玉男はんもちゃりいっぱいでしたなぁ。
ANEGO さぁ、あんたも、ぐだぐだ言わんと、はよ、ちゃりに乗って帰りなはれ。
寿々女 ほな、さいなら。(ちゃりんちゃりーん)

ANEGO13と寿々女のぴーちくぱーちく


ANEGO13ロゴイメージ
ANEGO13! 吉田幸助を、ターゲットに、熱視線で、厳しくシューティング!

テーマ:文楽 - ジャンル:アイドル・芸能

[2010/01/21 14:39] | ANEGO13 | トラックバック(0) | page top
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